この教科書について
読者として、賃貸不動産経営管理士の受験を決め、「試験で何が問われるか」の全体像を 1 つの教材で押さえたい方を想定しています。不動産法や管理業務の予備知識は不要です。各章は独立して読めますが、第 I 部(第 1〜2 章)だけは順番に進めることを推奨します。
免責事項: 本教材は国土交通省・一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会の公開情報等を元にした学習用教材であり、これらの団体の公式見解を代表するものではありません。試験日程や申込方法については必ず各団体の最新発表をご確認ください。
情報の鮮度: 本教材の情報は 2026/08(令和 8)時点で入手できた公開情報に基づいています。試験日程・手数料・合格基準は年度ごとに変更されることがあります。申込前に必ず各団体の公式サイトで最新の要領を確認してください。
目次
第 I 部 制度と法の基礎
第 1 章
資格制度の全体像 — 賃貸不動産経営管理士とは何か
正式名称・国家資格化までの沿革(3 民間資格の設置 → H19 に「賃貸不動産経営管理士」へ統一 → R2 適正化法制定・登録制度 → R3 国家資格化・全面施行)、R3〜R7 の統計推移、令和8年度の試験日程(2026/11/15)・申込方法・手数料・出題範囲を整理します。
第 2 章
適正化法と登録制度 — 賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律
正式名称「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」(令和2年法律第60号)の制定・施行経緯、登録制度(有効期間5年)・拒否事由11号・登録業者の義務(第10〜21条)、特定賃貸借に係る規制(第28〜36条)、罰則の構造と手数料を整理します。
第 II 部 法的枠組みと実務
第 3 章
賃貸借の法的枠組み — 民法(令和4年改正後)と旧借地借家法
令和4年改正後の民法上の賃貸借規定と旧借地借家法の関係性を整理します。条文番号の新旧対照は一次情報(法務省 e-GOV・国土交通省)の確認完了後に補完するプレースホルダーです。
第 4 章
管理実務の基礎 — 委託契約から維持保全・金銭管理まで
試験範囲「イ〜ヘ」の実務テーマ(管理受託契約、維持保全、金銭の管理等)を実際の現場の流れに沿って説明します。看板掲示の5項目・従業者証明書の携帯・名義貸し禁止・再委託禁止・金銭の分別管理等は国土交通省 pm_portal の公開情報に基づきます。